• TOP
  • お知らせ
  • 第2回 全国ピーカンナッツ・レシピコンテ……
プロジェクト情報

第2回 全国ピーカンナッツ・レシピコンテスト 結果発表

第2回 全国ピーカンナッツ・レシピコンテスト決勝審査の結果を以下に発表いたします。

【プロの部】
■優勝
ぺカン・エ・ミソ(by 小嶋慎一郎様)
■準優勝
ピーカンナッツの贅沢ブリオッシュ ~奇跡の一本松~(by 渡辺瑠奈様)

【ジュニア・一般の部】
■優勝
塩とオリーブとピーカン餃子(by ねこまた様)
■準優勝
ぺカンコロッケくん(by 天下井教子様)

【陸前高田プロの部】
■優勝
たっぷりピーカンナッツと広田湾牡蠣のムニエルのラップロール(by ブロック808様)
■準優勝
牡蠣とピーカンナッツのペースト 広田湾牡蠣とホワイトアスパラのコンフィザバイオン仕立て(by 菅原和麻様)

ぺカン・エ・ミソ(by 小嶋慎一郎様)

ピーカンナッツの贅沢ブリオッシュ ~奇跡の一本松~(by 渡辺瑠奈様)

塩とオリーブとピーカン餃子(by ねこまた様)

ぺカンコロッケくん(by 天下井教子様)

たっぷりピーカンナッツと広田湾牡蠣のムニエルのラップロール(by ブロック808様)



== 審査員総評 ==

■最終審査員■

ホテルオークラ京都 取締役総料理長 善養寺明シェフ
1952年生まれ。
1973年に大成観光株式会社(現・株式会社ホテルオークラ)入社、フランス料理「ラ・ベル・エポック」オープニングメンバー。
25年にわたりホテルオークラ総料理長小野正吉氏に師事。
グアムホテルオークラ、ホテルオークラ東京ベイへ赴任、フランス研修を経て、2011年にホテルオークラ東京洋食調理総料理長に就任。
2011年日本食生活文化財団銀賞受賞。
2014年に厚生労働大臣表彰受賞。
2016年に株式会社京都ホテル取締役ホテルオークラ京都総料理長就任。
一般社団法人日本エスコフィエ協会理事。
一般社団法人全日本司厨士協会京都府本部副会長。
<総評>
第2回ピーカンナッツコンテスト開催、誠におめでとうございます。
完全な形で無いにしても最後まで出来た事は大変喜ばしいことであります。
そこには陸前高田市の職員の皆様そしてサロンドロワイヤル前内社長さんの「どうしても成し遂げる」と言った気持ちが実ったコンテストであった様に思われます。
第1回コンテスト決勝を陸前高田で開催されたのが、ついこの間の様に思い浮かびますが、あれから丸2年世界中がコロナ蔓延によるイベントの延期や中止と厳しい日々を過ごして参りました。
参加された様々な分野の選手の皆様も満を持して参加されたと感じております、今回の作品を見ても1回目と比べ各分野で成長が見られます。
一回目より二回目、二回目より三回目と何事も継続が大事です、このコンテストが回を重ねてメジャーなコンテストに成ることを強く望んでおる一人であります。
本当に御苦労様でした。

料理研究家 浜内千波氏
栄養士。
大学卒業後、証券会社を経て岡松料理研究所へ入所。
ファミリークッキングスクールを開校し、料理教室を主宰すると共に、食ビジネス全般において、メーカー、スーパー、コンビニ、デパート等の商品開発、事業所給食のメニュー開発などプロデュースを手掛ける。
講演会依頼多数、特に家族の健康をテーマにした講演には定評がある。

<総評>
皆さんピーカンナッツに対する思いがとても強く、ピーカンナッツの持ち味を引き出しながら、更により美味しくするための工夫をプラスされ、それぞれの作品に“顔”がしっかりと表現され、スキルの高さに驚きました。また、どの作品も威風堂々とした作品ばかりで素晴らしかったです。
改めてピーカンナッツメニューの広がりの可能性を目の当たりにし、今後日本でのピーカンナッツの生産もますます必要になるのではと感じています。

MAISON GIVRÉE(メゾン ジブレー) 江森宏之シェフ
MOFフランス最高職人ルレデセールインターナショナルの店 Pâtisserie FRESSONにて フランクフレッソン氏に師事。
帰国後「ベルグの4月」にてシェフパティシエとして5年、アイスクリームケーキ専門店「Glaciel」にてシェフグラシエ・シェフパティシエを3年勤め、独立。
フリーの期間には、2015年にミラノ万博にてアイスクリームとチョコレートのワールドカップにて日本代表のチームキャプテンとして出場し、優勝に導く。
2017年7月に自身初のパティスリーとなる「MAISON GIVRÉE(メゾン ジブレー)」をオープン。
国内外のメディア、雑誌に数多く取り上げられるかたわら、世界のアイスクリームリーディングカンパニーカルピジャーニ社のデモンストレーターを務め、国内外の講習会、コンサルティングも行っている。
<総評>
総評としましては今回はスイーツパン料理ともにレベルの高い作品が揃ってきておりその他は勝ってもおかしくはないクオリティーの高い商品が多かったです。
ただその中でも1番ピーカンナッツの良さ特徴が現れているものが一位 二位になったのではないかと思います。
レシピが公開されれば再現しやすいものにもなっていると思います。コンクールで優勝した作品が陸前高田でも販売されれば良いのではないかと思っております。
また会を重ねていくことにうんとピーカンナッツが広められるような大舞台に乗っていけばいいと思います。


■プロ部門菓子特別審査員■

エチュエンヌ オーナーシェフ 藤本智美シェフ
2006年 「第10回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2007」
    日本予選アントルメショコラと飴細工のピエスモンテ部門にて優勝
2007年 洋菓子世界大会の最高峰である「第10回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2007」総合優勝
2011年 神奈川県新百合ヶ丘「パティスリー・エチエンヌ」開業
2012年 日本洋菓子協会連合会指導委員
<総評>
第二回全国ピーカンナッツレシピコンテストが無事終了した事、大変嬉しく思うと共に このような非常に意味のあるコンテストに多少でも携われた事に感謝いたします。
写真を拝見させていただきましたが、どの作品もやはり作り手の思いが感じられ、 手を出したくなるような作品ばかりでした。エントリー数の多さにも驚きました。

東海調理製菓専門学校 塚田裕也シェフ
洋菓子のワールドカップといわれる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パテスリー2021」に2021年9月、日本代表として出場した。日本代表として世界のパテシェと競い合い見事に銀メダルを獲得した。
常に挑戦し続ける気概に富み、多くの一流のパティシエと切磋琢磨してさらなる高い技術を追い求めている。
また若手パテシェの育成にも力をそそぎ、その温和な人柄で多くの後進を魅了している。
<総評>
皆さんピーカンナッツを上手に使っていました。
ストーリー性もあったりしてとても考えてないるなと感じました。
地域貢献にもなるコンクールだと思いますので今後も沢山の方に参加して頂けるように広めていきたいと思います。


■書類審査員■

盛岡ターミナル(株)執行役員 調理総括(エクゼクティブアドバイザー) 高橋均氏
1958年(63歳)盛岡ターミナルホテル、ホテルメトロポリタンエドモントを経て平成7年メトロポリタン盛岡新館開業、レストラン料理長、洋食料理長、総料理長を経て現在執行役員調理総括エクゼクティブアドバイザー
・日本ホテル(株)名誉総料理長中村勝宏(洞爺湖サミット総料理長)師事
・厚生労働大臣賞(調理制度功労者)受賞
・岩手県知事賞(優良調理師)受賞
・社団法人全国司厨士協会北部地方岩手県本部常任相談役
・フランス料理アカデミー会員
・社団法人エスコフェ協会会員
・ゴブラン会会員
・料理ボランティアの会幹事
・JRホテルグループ料理コンクール技術審査員
<総評>
ジュニア、一般の部ではピーカンナッツの特徴を生かしヘルシーで安心を意識した料理、地元の食材を使用しうまく取り入れた料理、一般参加者ではならではの作品名がかわいらしかったり子供に親しまれる料理があり感心いたしました。
またプロの部ではピーカンナッツを使用した料理であるが、ピーカンナッツを主体とした料理が少なくアイデア、表現にとぼしかったと思われます。
今後、陸前高田で栽培されるピーカンナッツと地元食材をうまく取り入れた作品として商品化され、お客様に提供されることを楽しみにしております。
今回の審査をさせて頂きましてありがとうございました。

松島一の坊 川村匡之氏
平成20年 松島一の坊料理長に就任
平成25年 宮城県職業能力開発協会 青年料理技能向上コンクール 最優秀賞受賞
平成26年 日本全職業調理師協会主催 第34回日本料理技能向上全国大会郷土料理部門表彰 日本料理技能向上全国大会 厚生労働大臣賞受賞
平成28年 日本全職業調理師協会より表彰状授与
令和2年 調理技術技能評価試験日本料理地方試験委員委嘱
令和3年 宮城県卓越技能者(宮城の名工)受賞
現在に至る。
<総評>
東北の地元素材を使用したコンテスト企画は地元活性化に繋がる企画にて、今回初めて審査員として参加させていただき、大変光栄に思います。
審査させていただきましたレシピはシンプルな作品からプロ並みの創意工夫を感じられる作品まであり、ひとつひとつのレシピにピーカンナッツへの料理のこだわりを感じました。
全体的に良くできた作品が多く、評価をするのが大変難しかった印象です。

キャピタルホテル1000株式会社 料理長 加藤健治氏
銀座日光ホテル出身の料理長に師事した後、「森トラストホテルズ&リゾート(株)」入社し、伊豆修善寺 総合リゾート施設「ホテルラフォーレ修善寺」をベースに「ホテルオークラ東京」にて3年間の出向研修。
その後、現在の「東京マリオットホテル」に3年勤務の後、気仙沼の「ホテル観洋」、「気仙沼プラザホテル」、「花巻グランシュール」、「北上シティプラザ」の洋食シェフを務めた後、現在の「キャピタルホテル1000株式会社」の料理長に就任。
<総評>
審査対象が「ジュニア、一般の部」ということで、年齢層も幅広く、更に工夫が必要なものから、プロ並みの内容に驚くようなレシピもあったりで、「ピーカンナッツコンテスト」に対する参加者の関心の高さが、皆さんのレシピから伺えました。

株式会社 明治 永井啓允氏
製菓学校卒業後、大手コンビニエンスストアのデザート開発を5年間勤める。プラスチックセルクルデザートなどを開発。
2005年、明治製菓に入社。業務用原料開発に従事する。OEM商品や定番となった「彩味」チョコレートシリーズの開発を担当。
2015年にアプリケーション開発Gに異動し、業務用原料を使用したメニュー提案活動などを担当。
2021年にジャパンケーキショー ギフト菓子部門入賞。
2022年、明治アプリケーションセンターを立ち上げ、大手食品工場向けの機器設備を導入。幅広い食品カテゴリーユーザーへの提案活動を実施中。
<総評>
料理、菓子、パンなど様々なジャンルを審査させて頂きました。
レシピだけの評価でしたが、ピーカンナッツの風味が活かせそうで、さらにひと手間加えられたレシピが良いと感じました。
多数の原料を組み合わせたレシピは、ピーカンナッツの風味を活かせられないイメージを感じましたので、出品者は今後、そのあたりをイメージして頂ければ良いと思います。
また、デザイン性も評価対象となります。写真の撮り方なども意識して、今後に繋げて頂ければと思います。お疲れ様でした。

大東カカオ株式会社 杉田英寿氏
1992年「ビゴの店」入社。
4年の勤務後東京都「銀座和光ルショワ」での修行を経て、1997年渡仏。
「ラデュレ」パリ、「JCメナール」(トゥール)などで経験を積み、2001年帰国。
2001年「ビゴの店」シェフとして入社し洋菓子専門店などを立ち上げる。
2004年「オー・デリース」のシェフ就任。
2006年再び「ビゴの店」に入社し、商品開発、店舗展開などを手掛ける。
2009年からベルアメールやセバスチャン・ブイエ、グランフールを手掛ける大手企画会社「ジェイ・ワークス株式会社」シェフとして勤務。
2012年3月より大東カカオ(株)テクニカルアドバイザー就任。
<総評>
まず、第1回と比べてレシピの内容、写真の撮り方、作品の完成度が大幅に上がったと思います。
次に、非常に多様な内容の作品があることに驚きました。なかでも興味深かったのは「陸前高田の素材と合わせたレシピ」「健康素材としての特徴を捉えた見方」「商品として組み立てた」等です。
その中でも、やはりコンテストの主題であるピーカンナッツが主材としてレシピに組み込まれている事に重点的をおいて審査しました。
実際に食べないと分からないような作品が何点かあったので次回は本選が行われる事を願っています。皆様お疲れ様でした。

おかし工房 木村屋 代表 木村昌之氏
準備中

一覧に戻る