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陸前高田市指定有形文化財「閑董院宥健尊師堂」

 陸前高田市矢作町の円城寺の奥院にあたる「閑董院宥健尊師堂」。宥健法印 は、疫病に苦しむ人々を救うために、元和6年(1620年)に洞窟に入り読経を続け、即身成仏された方です。同尊師堂は明治23年(1890年)に建設されました。
 宥健法印の徳に対する尊敬は今も受け継がれており、閑董院のお膝元である馬越地区にお住いの方々は、縁日前には草刈りや掃除を行うなど、大切にされています。2019年3月25日には70年ぶりに霊廟が開帳され、多くの市民の方々が参拝されました。
 ピーカンナッツプロジェクトなど、新しい取り組みにチャレンジしている陸前高田市ですが、古き良きものもまた、大切にされています。私たちピーカンナッツプロジェクトメンバーも、伝統・文化を継承しながら未来を創造していきたいと思います。

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